IIP知財塾

 我が国が知的財産を活用してイノベーションを促進し、産業の国際競争力を強化していくためには、知的財産制度を担う人材を育成することが極めて重要です。とりわけ、社会構造・産業構造が大きく変化する中にあって、知的財産制度に求められる役割も変化してきており、中長期的な視点にたって今後の知的財産制度の在り方について提言できる人材が今まさに求められております。
 このようなことを背景として、知的財産研究所(当時)では、知的財産関連業務の実務経験をベースとし、知的財産制度の在り方について大所高所から提言できる人材の育成を目指して、平成17年にIIP知財塾を開講いたしました。IIP知財塾のこれまで活動においては、成果報告書が政策形成過程で引用され、また塾生OBの中から政府の審議会委員等を輩出するなど、所期の成果を上げてきました。 これまでの研究テーマは以下のとおりです。
 なお、IIP知財塾は平成29年度の第11期をもちまして活動を終了いたしました。

IIP知財塾の概要

これまでの研究テーマ

【第11期】 
テーマ名
間接侵害規定の在り方について
特許異議申立制度及び特許無効審判制度の在り方について
特許、データ及びAIの価値評価手法
人工知能がした発明の特許法での取り扱いについて
【第10期】 
テーマ名
特許侵害訴訟における査察制度導入の検討
パイオニア発明に対するサポート要件の緩和についての検討
データ利活用社会に向けた制度提案
共同研究開発を促進するための環境整備
【第9期】 
テーマ名
よりよい特許法74条 -冒認・共同出願違反対策-
インターネットを利用したサービスによる特許侵害
発明思想説を踏まえた特許法第79条の改正提案
【第8期】 
テーマ名
差止請求権と損害賠償請求権との空隙を埋める制度設計の模索
特許発明の実施が侵害品の一部にとどまっている場合の寄与率の考え方
キャラクター保護の現状と課題
特許後のクレーム拡張について
【第7期】 
テーマ名
著作権と特許権の保護領域交錯についての考察
~コンピュータ・プログラム分野について~
BtoBビジネスにおける顧客吸引力に資する知財の役割と活用について
我が国の産業競争力の強化に向けた特許の質向上について
ASEANにおける企業ニーズを見据えた特許付与の国際的フレームワーク提言
【第6期】 
テーマ名
特許侵害訴訟における営業秘密の開示と保護
新興国進出時の知財リスク及び対応策の研究
知財リスクの予見性向上を軸とした特許制度改善の提案
製造サプライチェーンにおける供給者の技術基盤の保全について
―技術のコモディティ化の中で生き残るために―
【第5期】
テーマ名
実用新案制度の活用に関する一考察
差止請求権の在り方について
ソフトウェア特許の権利のあり方について ~イノベーション阻害論を超えて~
特許権の安定性について
【第4期】
テーマ名
技術標準化制度の問題点とその改善のための考察
サポート要件・実施可能要件のパラメータ発明への適用について
より適切なライセンス制度の構築について
日本出願人の海外での競争力強化のための国際的な制度・運用の
在り方について
ビルスキー事件最高裁判決と特許適格性判断
【第3期】
テーマ名
企業経営に貢献する知的財産活動とその評価
特許権に基づく差止請求権の権利行使の制限
遺伝資源等の保護と活用について
ダブルトラック問題解消に向けた立法的提言
進歩性の判断水準の在り方について
【第2期】
テーマ名
ファッションデザインの保護法制
特許請求の範囲と明細書における発明の開示との関係について
試験研究の例外規定、存続期間延長
職務発明制度における問題の検討
無効判断のあり方
特許権の正当な権利行使のあり方
ライセンス取引に適用ある法律と未解決の法的諸問題について
GUIデザインの保護
有用な権利およびその活用
【第1期】
テーマ名
審決取消訴訟の審理範囲等について
特許手続きにおける学術文献の利用促進
一事不再理のあり方について
特許権の価値向上
進歩性判断のあるべき姿 ~「進歩性」を巡る議論と客観性・納得性~
技術標準に関連する知的財産権の取扱いルールの整備
特許侵害品に対する水際規制について
企業から見た「知財人材育成」
通常実施権の「登録」制度に関する検討
特許侵害品に対する水際規制について
特許制度における出願人倫理について
国境を越えた知的財産権の侵害
ロボットの法的保護の検討
権利確定のタイミングと第3者の監視負担
オープンソースと特許権の権利行使
デジタルコンテンツの振興に向けての適正な流通秩序の確立について
特許出願における架空実験結果の記載について
サウンドロゴ(音響商標)の保護について
技術の適切な保護について ~進歩性を巡る問題~
 

 


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