知財研セミナー

「日米における特許品質のメカニズムについて」のご案内

 財団法人知的財産研究所では、ペンシルバニア大学ロースクール R・ポーク・ワグナー教授をお招きし、「日米における特許品質のメカニズムについて」をテーマとしてセミナーを開催することになりましたので、御案内いたします。
 日米における高い品質を維持する特許制度をサポートするメカニズムを中心に、現在までの施策を解説いただき、特許権者のインセンティブに視点を置いた施策の考察についてご講演いただきます。皆様、奮ってご参加下さい。

――――――――――――― 開  催  内  容 ―――――――――――――

日 時 平成20年11月18日(火)10:00〜11:30(9:30受付開始)
*ご講演終了後に若干の質疑応答の時間を設ける予定です。
会 場 (財)知的財産研究所 会議室 
東京都千代田区麹町3-4 トラスティ麹町ビル3階
         東京メトロ有楽町線 麹町駅(3番出口)より徒歩1分
         東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅(5番出口)より徒歩5分
         JR中央線 四ッ谷駅より徒歩8分
         JR中央線 市ヶ谷駅より徒歩10分
講演者 R・ポーク・ワグナー氏  (講演内容・講演者略歴へ)
ペンシルバニア大学 ロースクール 教授
(※講演は英語で行い、日本語の逐次通訳が付きます。)
定 員 60名(先着順)
参加費 賛助会員:2,000円   一般:8,000円
※(財)知的財産研究所の賛助会員制度
お支払方法

1)振込 
 申込受付後「請求書」を郵送いたしますので、速やかにご入金下さい。銀行の振込金受取書をもって「領収書」に代えさせていただきます。
 なお、参加費入金後の払い戻しはいたしません。
2)当日現金でのお支払い
 当日受付にて現金でのお支払いも受付しております。
お手数ですが、つり銭の無いようにお願いいたします。
その場で領収書を発行いたします。お申し込み時に、領収書の宛先をお知らせ下さい。
(請求書の発行は基本的にしておりません。)
※請求書、お支払いについて質問がございましたら下記までご連絡下さい。
(財)知的財産研究所 瘤R(すぎやま) 

申込
受付終了しました。
申込締切 平成20年11月12日(水)
※定員になり次第締め切らせていただきます。
問合せ先 (財)知的財産研究所 佐々木(ささき)、中村(なかむら)
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-4 トラスティ麹町ビル3階

日米における特許品質のメカニズムについて
Understanding Patent Quality Mechanisms in the US and Japan
R. Polk Wagner
University of Pennsylvania Law School
【概要】
 グローバルな特許制度に対して、特許品質の問題ほど重要な問題はおそらくほかにないであろう。 特許権利化活動の量が世界中で急速に増加し、この爆発的な状況に効果的に対処するための世界の特許制度の能力についての懸念が高まりつつある。
 本テーマは、高品質の特許制度をサポートするメカニズムを考察するものである。特に、米国と日本の特許庁が、特許品質における認識されている欠陥に対処するために重要なステップをとってきたにもかかわらず、これらの努力の成功の証しが著しく薄い点に着目する。
実際、特許制度の管理に対する関心が置き忘れられていることがありそうに思える。 たとえ、根拠が十分であるとしても、そのような努力が世界中で特許制度の変化している性質と足並みをそろえることができない。
 それに代わって、高品質の特許を取得する特許権者のインセンティブに正面から注目する、特許品質のメカニズムのほかの視点を考察する。我々が長期にわたって特許品質において著しい向上を得ることができるという特許権者のインセンティブを適切に利用することによってのみ行えるものである。
【Summary】
    There is perhaps no more important issue to the global patent system than the question of patent quality. As the amount of patenting activity grows quickly worldwide, concern grows about the ability of the world's patent systems to effectively cope with the explosion.
    This project explores the mechanisms that support a high-quality patent system. In particular, the project notes that while the patent offices in both the US and Japan have taken significant steps to address a perceived failure in patent quality, the evidence of the success of these efforts is remarkably thin. Indeed, it seems likely that the focus on the administration of patent systems may be misplaced: even if ell-founded, such efforts are unable to keep pace with the changing nature of patent systems worldwide.
    Instead, this project suggests an alternative view of patent quality mechanisms, one that focuses squarely on the incentives of patentees to obtain high-quality patents.
    For it is only by appropriately harnessing the incentives of patentees that we can make significant gains in patent quality over the long term.
【略歴】
   1993年 チャールストン大学 物理学 学士
1993年11月 ミシガン大学 造船・海洋工学 学士
1994年 ロンドン・スクール・オブ・エコノミック 特別研究員
1998年6月 スタンフォード大学 法学博士
1998年 合衆国連邦巡回控訴裁判所 レイモンド・C・クレヴェンジャー3世判事付きロー・クラーク
2000年 ペンシルバニア大学ロースクール 助教授
2005年 ペンシルバニア大学ロースクール 教授
【主な論文・著書】
PATENT LAW: CONCEPTS & INSIGHTS, FOUNDATION PRESS 2008 (with C. Nard).
The Federal Circuit and Patentability: An Empirical Assessment of the Law of
Obviousness 85 TEX. L. REV 2051 (2007) (with L. Petherbridge)
The Perfect Storm: Intellectual Property and Public Values 72 FORD. L. REV. 423 (2005).
Reconsidering the DMCA: 42 HOU. L. REV. 1107 (2005).
Patent Portfolios: 154 U. PENN. L. REV. 1 (2005) (with G. Parchomovsky)
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このセミナーは競輪の補助金を受けて開催いたしました。