開催済み 研究成果報告会・セミナー

平成22年5月26日(水)
国際セミナー
「コンピュータ利用発明及びシミュレーションに関する欧州特許庁(EPO)の審査実務」のご案内

 財団法人知的財産研究所では、欧州特許庁(EPO)の審査官であるClara Neppel氏、Colin Stratford氏、Alex Gardiner氏をお招きし、EPOにおける審査実務をテーマとしてセミナーを開催することになりましたので、ご案内いたします。
 近年、特許出願明細書において、コンピュータシミュレーションによる結果が実施例として記載されることが様々な技術分野において増加しています。もはや、コンピュータを利用した発明は、ビジネスモデル等の特殊な発明を指すだけのものでも、一部の電機分野だけの問題でもなく、化学・製薬の分野にまで広がりを見せつつある重要な問題となってきています。そのような最先端の分野における動向・審査の実態・論点について、実際に特許審査時に起こる様々な問題に直面されているEPO審査官の方々にご講演いただける貴重な機会です。奮ってご参加ください。

※日本弁理士会会員の皆様へ

本セミナーは、日本弁理士会の継続研修として認定を申請中で、この研修を修了し、所定の申請をすると、3.5単位が認められる予定です。受講証明書をご希望の方は、受講証明書「要」のご希望と、弁理士番号をご記入ください。

日 時 平成22年5月26日(水)13:00~17:05(12:30受付開始)
会 場 JAビルカンファレンス401会議室
〒100-6896 東京都千代田区大手町1丁目3番1号
http://www.zenchu-ja.or.jp/conference/index.html
プログラム
12:30 受付開始
13:00 開会・主催者あいさつ
13:05-14:45 『コンピュータ利用発明に関する欧州特許庁(EPO)の審査実務』
(講師: Clara NEPPEL氏、Colin STRATFORD氏)
14:45-15:00 質疑応答
15:00-15:10 休憩
15:10-16:50 『数学モデリングとシミュレーション応用-技術的特徴はどこにあるのか?-』
(講師: Alex Gardiner氏)
16:50-17:05 質疑応答
17:05 閉会
※講演は英語で行い、逐次通訳を行います。
定 員 90名(先着順)
参加費 賛助会員:2,000円   一般:10,000円
※(財)知的財産研究所の賛助会員制度
お支払方法 【銀行振込】 申込受付後「請求書」を郵送いたします。なお、「領収書」は銀行の振込金受取書をもって代えさせていただきます。(※参加費入金後の払い戻しはいたしません。)
申込方法 受付終了いたしました。
申込締切 平成22年5月21日(金) ※定員になり次第締め切らせていただきます。
問い合わせ先

(財)知的財産研究所
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町三丁目11番地 精興竹橋共同ビル5階

※請求書、お支払、参加証についてのお問い合わせ   杦山(すぎやま)
  Tel:03-5281-5673; Fax:03-5281-5676;
※セミナー内容等についてのお問い合わせ   今井(いまい)

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「コンピュータ利用発明に関する欧州特許庁(EPO)の審査実務」
Clara NEPPEL氏、Colin STRATFORD氏

 【概要】 

 コンピュータ技術の利用に関する特許出願は増加の一途を辿っている。しかし、欧州特許条約(EPC)はそのような発明に特別な要件を課しており、審査において多くの法的な問題が生じる。コンピュータ利用発明に関する欧州特許庁の審査実務について紹介する。

 【講師略歴】 Clara Neppel氏

 EPO審査官、シナリオ分析官
 EPOミュンヘン支局にて、コンピュータ利用発明とビジネス方法特許の審査に従事しており、EPOの「未来のシナリオ(Scenarios for the future)」プロジェクトチームの一員でもある。長年、並列データベースの最適化及び、SAPによるシステム上でのアーカイブソリューションの研究者として従事した後、2000年からEPOに従事している。
 ミュンヘン工科大学にてコンピュータサイエンスの博士号を取得。ドイツ人で、英語、ドイツ語、ハンガリー語、ルーマニア後、フランス語に堪能である。

 【講師略歴】 Colin Stratford氏

 EPO審査官、特許法専門官
  英国バース大学にて物理学を学ぶ。金融又はビジネスに関するコンピュータシステム技術分野の審査官として、EPOミュンヘン支局に10年従事し、特許法の技術的及び法的側面から助言を提供する部門である特許法局にも従事する。 英語、ドイツ語、フランス語に堪能である。

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「数学モデリングとシミュレーション応用-技術的特徴はどこにあるのか?-」
Alex Gardiner氏

 【概要】 

 近年、大企業において、コストを削減するために、あるいは、研究開発のスピードを短縮しながらよりよい結果を得るための適当な方法が他にないという理由により、コンピュータシミュレーションがよく用いられるようになっている。最近のEPO審判部の判例はこの分野における特許法の興味深い展開を示している。

 【講師略歴】  Alex Gardiner氏

 EPO審査官、講師
 英国人であり、アバディーン大学(スコットランド)にて電気工学を修めた。石油基地における電気・データ通信分野に従事した後、1990年に、EPOミュンヘン支局に入庁した。アナログ回路等のエレクトロニクス分野の審査に従事した後、コントロール、データバス、メモリーシステムの分野の審査を経て、コンピュータを利用したビジネス方法特許の審査に従事し、1997年にハーグ支局に異動後も、同分野の審査を行った。EPOにおける指導官でもあり、特許性における例外・除外の分野の深い見識を有する。EESR(Extended European Search Report:サーチレポート)の法的手続きの構築に関わった後、2007年、ミュンヘン支局に戻っている。'Patent Law for Computer Scientists; Steps to Protect Computer-Implemented Inventions'の共著者でもある。

このセミナーは競輪の補助金を受けて開催いたしました。

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