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開催済み セミナー・研究成果報告会

平成27年3月20日(金)
特許庁委託 産業財産権研究推進事業 平成26年度在外研究員 研究成果報告会

一般財団法人知的財産研究所では、特許庁から委託を受け、我が国の適切な産業財産制度の設計・構築を推進するために、主に将来を担う国内外の研究者を対象として、制度調和や制度整備が中期的に必要となる研究テーマについて研究を行う機会を与える産業財産権研究推進事業を実施しています。その一環として、今後我が国の研究者を外国の研究機関に派遣し、主に国際的な動向を調査すべき課題について研究に従事してもらっています。

この度、昨年7月終わりより約8か月の予定でドイツの研究機関に派遣した研究者が派遣期間を終えて3月に帰国いたします。つきましては、在外研究者の研究成果の発表及び参加者の方々との意見交換を行う場を設けるために、次のとおり研究成果報告会を開催いたしますので、御案内申し上げます。

日 時 平成27年3月20日(金)11:00-12:05 (14:30受付開始)
会 場 一般財団法人知的財産研究所 5階会議室 (地図
東京都千代田区神田錦町三丁目11番地 精興竹橋共同ビル5階
          東京メトロ東西線 竹橋駅(3b出口)より徒歩4分
          東京メトロ半蔵門線、都営新宿線神保町駅より徒歩8-10分
          都営三田線 神保町駅(A9出口)より徒歩3分
参加費 無料
定 員 60名(先着順)
プログラム
10:30 受付開始
11:00 開会・主催者挨拶
11:05~12:05 『途上国の知的財産制度の整備状況と日本企業の
海外活動に関する研究』

大西 宏一郎 在外研究員
12:05 閉会

※報告は、発表50分、質疑応答10分の予定です。

申込方法 受付終了いたしました。
申込締切り

平成27年3月19日(木)
※定員になり次第締め切らせていただきます。

問合せ先 一般財団法人知的財産研究所 金子(かねこ)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町三丁目11番地  精興竹橋共同ビル5階
Tel:03-5281-5672;   Fax:03-5281-5676;

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『途上国の知的財産制度の整備状況と日本企業の海外活動に関する研究』

大西 宏一郎 在外研究員

 【概要】

TRIPS協定成立以降、先進国だけではなく途上国においても知的財産制度の整備・強化が進められているが、この流れは日本企業が海外で被る模倣品被害を減少させ、これら企業の収益性を高めている可能性がある。しかしながら、それらがどの程度実際に日本企業の収益性に寄与しているかは十分に明らかになっていない。WTOやTPP等の貿易交渉において、知的財産権制度の整備・強化は先進国が途上国に求めている重要課題の一つである。このような流れの中、実際に途上国における知的財産権制度の整備・強化が先進国側企業の収益性の向上につながっているのかどうか定量的に分析することは重要な政策的課題と言える。本研究では、日本企業の海外現地法人の生産関数を推計することにより、現地の特許権制度の整備・強化が企業の収益性の向上に結びついているのかを実証的に分析した。分析では、途上国での知的財産制度の強化は日本企業の模倣被害の減少及び収益性の向上をもたらすことを示す積極的な結果を得たのでその内容を報告する。

【派遣先研究機関及び派遣期間】

ドイツ・マックスプランクイノベーション・競争法研究所(Max Planck Institute for Innovation and Competition)
派遣期間:平成26年7月30日~平成27年3月19日

【報告者紹介】

一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。大阪工業大学知的財産学部専任講師。当研究所平成17年度特別研究員、平成26年7月より当研究所在外研究員。

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