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開催済み セミナー・研究成果報告会

平成27年9月28日(月)
知的財産セミナー 特許庁委託 産業財産権研究推進事業
平成27年度招へい研究者 研究成果報告会 の御案内

一般財団法人知的財産研究所では、特許庁から委託を受け、我が国の適切な産業財産権制度の設計・構築を推進するために、産業財産権に関する制度調和や制度整備が中期的に必要となる研究テーマについて、主に将来を担う国内外の研究者に研究を行わせ、我が国・諸外国の産業財産権に精通した研究者を輩出することを目的とした産業財産権研究推進事業を推進しています。その一環として、外国から研究者を招へいし、産業財産権に関する制度調和が必要となる研究テーマについて研究する機会を提供しています。

この度、平成27年7月中旬から招へいしている中国の研究者が9月下旬に約2.5ヶ月の招へい期間を終えて帰国する予定です。そこで、研究成果の発表及び参加者との意見交換を行う場を設けるために、研究成果報告会を下記のとおり開催いたしますので、御案内申し上げます。

日 時 平成27年9月28日(月)15:00-17:00 (14:30受付開始)
会 場 一般財団法人知的財産研究所 5階会議室 (地図
東京都千代田区神田錦町三丁目11番地 精興竹橋共同ビル5階
          東京メトロ東西線 竹橋駅(3b出口)より徒歩4分
          東京メトロ半蔵門線、都営新宿線神保町駅より徒歩8-10分
          都営三田線 神保町駅(A9出口)より徒歩3分
参加費 無料
定 員 60名(先着順)
プログラム
14:30 受付開始
15:00 開会・主催者挨拶
15:05~16:35 "A Study On “FRAND Hold-up” and Its Solution"
『「FRAND条件が引き起こすホールドアップ問題」とその解決策に関する研究』 (仮訳)

LI, Yang (リ・ヤン)招へい研究者
(※研究者の発表は英語で行い、日本語の逐次通訳が付く予定です。)
16:35~17:00 質疑応答
17:00 閉会

申込方法 受付終了いたしました。
申込締切り

平成27年9月25日(金)

問合せ先 一般財団法人知的財産研究所 金子(かねこ)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町三丁目11番地  精興竹橋共同ビル5階
Tel:03-5281-5672;   Fax:03-5281-5676;

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“A Study On “FRAND Hold-up” and Its Solution“
『「FRAND条件が引き起こすホールドアップ問題」とその解決策に関する研究』 (仮訳)

LI, Yang (リ・ヤン)招へい研究者

【Abstract】

Although many approaches have been raised to determine and calculate the royalty of SEP with FRAND commitment, because of grossly exaggeration of the risks of patent holdup and overemphasizing limiting or eliminating the availability of injunction, in the absence of scientific and uniform standard of determining FRAND royalty, not only FRAND royalty of substantive justice is still far away, but also FRAND holdup (Reverse holdup) has become a serious issue perplexing SEP holder. In order to deter patent holdup and FRAND holdup and to determine FRAND royalty in the meantime, FRAND-oriented towards procedural justice is perhaps a good choice. The core of FRAND-oriented towards procedural justice is to design a set of “FRAND” procedures to ensure that SEP holder and SEP implementer negotiate royalty in good faith and to stimulate the parties to settle FRAND royalty through negotiation. In case of negotiation failure, Court can also depend on “FRAND” procedure to determine whether injunction is necessary and decide what’s FRAND royalty.

 【概要】 (仮訳)

FRAND確約のあるSEP(標準化必須特許)のロイヤルティを計算し決定する多くの方法が提起されているが、FRANDロヤルティは実質的公正さにまだ遠いばかりでなく、FRANDホールドアップ(リバースホールドアップ)が深刻な問題となってSEP所有者を混乱させている。その原因は、FRANDロイヤルティを決定する科学的かつ統一した基準がない状況で、パテントホールドアップのリスクが著しく誇張されたり、差止めの利用の制限や除外を過度に強調されたりすることにある。パテントホールドアップやFRANDホールドアップを阻止する一方でFRANDロイヤルティを決定するには、手続の公正さに向けたFRAND指向がおそらくよい選択肢であろう。手続の公正さに向けたFRAND指向の核心は、“FRAND”手続一式を設計し、SEP所有者と実施者が誠意をもってロイヤルティを交渉することを保証すること、及び、当事者が交渉を通じてFRANDロイヤルティを決定するように奨励することである。交渉が失敗に終わった場合には、裁判所が“FRAND”にのっとり、差止めが必要か否か、FRANDロイヤルティがいかほどかを決定することができる。

【略歴】

中南政法大学法学士、北京大学法学修士及び法学博士。中南財経政法大学准教授、華中科技術大学法学院教授。深圳大学法学院教授。

【招へい期間】平成27年7月13日~平成27年9月30日(予定)

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