IIP HOME > IIPの活動について> 開催済みセミナー> 平成29年度招へい研究者 研究成果報告会

開催済み セミナー・研究成果報告会

平成30年3月20日(火)
特許庁委託 産業財産権研究推進事業
平成29年度在外研究員 研究成果報告会

一般財団法人知的財産研究教育財団 知的財産研究所では、特許庁から委託を受け、我が国の適切な産業財産制度の設計・構築を推進するために、主に将来を担う国内外の研究者を対象として、制度調和や制度整備が中期的に必要となる研究テーマについて研究を行う機会を与える産業財産権研究推進事業を実施しています。その一環として、我が国の研究者を当研究所の在外研究員として外国の研究機関に派遣し研究に従事してもらっています。
 この度、1名の在外研究員の約10か月間の研究成果の発表及び参加者の方々との意見交換を行う場を設けたく、次のとおり研究成果報告会を開催いたしますので、御案内申し上げます。ご都合がつきます方は是非ともご参加ください。

日 時 平成30年3月20日(火)16:00-17:05 
(15:30受付開始・開場 これ以前には入場できない場合があります。)
会 場 一般財団法人知的財産研究教育財団 知的財産研究所 5階会議室 (地図
東京都千代田区神田錦町三丁目11番地 精興竹橋共同ビル 5階
          東京メトロ東西線 竹橋駅(3b出口)より徒歩5分
          東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)より徒歩4分
          東京メトロ半蔵門線、都営新宿線神保町駅より徒歩8分
          都営三田線 神保町駅(A9出口)より徒歩3分
参加費 無料
定 員 60名 (先着順)  
プログラム
15:30 受付開始
16:00 開会・主催者挨拶
16:05-17:05 『最近の医薬品開発に関する医薬発明の特許法上の問題の日欧比較』
押鴨 涼子 在外研究員

※テーマ名が変更になりました(3月5日)。報告内容に大きな変更はありません。
17:05 閉会

※報告は、発表50分、質疑応答10分の予定です。

▲このページの先頭へ 

最近の医薬品開発に関する医薬発明の特許法上の問題の日欧比較

押鴨 涼子 在外研究員

【概要】

最近の医薬品開発は低コストで新薬を開発することが望まれている。そこで創薬候補物質の探索は大学やベンチャー企業等が担うことが望ましいといわれている。また、既存の承認薬について新たな効果を発見し、その薬を別の疾患の治療薬として開発するdrug repositioning(DR)は有望な創薬システムとして期待されている。ところで、医薬品開発のインセンティブとして特許取得による市場の独占が重要であるが、DR創薬では創薬候補物質の探索に際して、既存の承認薬の特許との関係が問題となる。権利関係が不明確で保護範囲等も国毎に異なるからである。そこで、DRにおいて日欧の特許制度が及ぼす影響を解析し、さらに、DRにおける産学連携に関する日欧の制度法制の検討により、問題点や制度の相違点とその相違の程度を解析する。その上で、DRの推進に制度整備構築の可能性や国際的な制度調和が必要か、必要な場合はどのような制度整備が考えられうるか、について検討する。

【略歴】

東京大学大学院医薬系研究科博士課程修了後、法律事務所勤務を経て、ミュンヘン知的財産法ロースクールに学び、アウスブルグ大学より法学修士を取得、現在、ヘルシンキ大学PdD候補。

▲このページの先頭へ 

 


Top