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開催済み セミナー・研究成果報告会

平成30年8月30日(木)
特許庁委託 産業財産権制度調和に係る共同研究調査事業
平成30年度招へい研究者 研究成果報告会

一般財団法人知的財産研究教育財団、知的財産研究所では、特許庁から委託を受け、我が国企業が海外各国において活動しやすい産業財産権制度の導入を促すため、主に日本を含む複数国間において産業財産権制度に関する制度調和を進める上で抱える中期的に必要な課題に関し、日本の産業財産権制度に対して深い理解を有する研究者が調査・共同研究を実施し、得られた研究成果及び研究者のネットワークを活用して産業財産権制度に関する制度調和を推進することを目的とした事業を推進しています。その一環として、外国から研究者を招へいし、主に日本を含む複数国間において産業財産権に関する制度調和が必要となる課題について研究する機会を提供しています。
 この度、韓国の研究者が9月初めに2か月の招へい期間を終えて帰国する予定です。そこで、研究成果の発表及び参加者との意見交換を行う場を設けるために、研究成果報告会を下記のとおり開催いたしますので、御案内申し上げます。

日 時 平成30年8月30日(木)10:00-11:10
(9:40受付開始・開場 これ以前には入場できない場合があります。)
会 場 一般財団法人知的財産研究教育財団 知的財産研究所 5階会議室 (地図
東京都千代田区神田錦町三丁目11番地 精興竹橋共同ビル 5階
          東京メトロ東西線 竹橋駅(3b出口)より徒歩5分
          東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)より徒歩4分
          東京メトロ半蔵門線、都営新宿線神保町駅より徒歩8分
          都営三田線 神保町駅(A9出口)より徒歩3分
参加費 無料
定 員 60名 (先着順)  
プログラム
9:40 受付開始
10:00 開会・主催者挨拶
10:05-10:50 "Comparative Study on Patent-Approval Linkage System"
『パテントリンケージ制度に関する比較研究 (仮訳)』

Shin, Hye Eun(シン・ヘウン)招へい研究者
(※研究者の発表は日本語で行います。)
10:50-11:10 質疑応答
11:10 閉会

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“Comparative Study on Patent-Approval Linkage System”
『パテントリンケージ制度に関する比較研究 (仮訳)』

Shin, Hye Eun(シン・ヘウン)招へい研究者

【Abstract】

As a result of the Korea-US Free Trade Agreement (Korea-US FTA), Korea has introduced a patent-approval linkage system. In the early negotiation stage of Korea-US FTA, Korean government refused to accept the patent-approval Linkage System, but the U.S. Government insisted to accept that system very strongly, so Korea reluctantly accepted that system.
As to patent-approval Linkage System, even in Korea, there are too many different viewpoints. Someone says that patent-approval Linkage System will provoke the price hike of pharmaceuticals and resulted in a burden of medical insurance. On the other hands, another says that Korean patent-approval Linkage System will help generic drug manufacturers to enter the market more easily with Invalidation Trial of a Patent and Trial to Confirm the Scope of a Patent Right.
The research will be focused on comparative study on Korean Patent-Approval Linkage System with the U.S. counterpart, so called the Hatch-Waxman Act and Japanese law.

【概要】 (仮訳)

 韓米自由貿易協定(韓米FTA)の締結により、韓国はパテントリンケージ制度を導入した。韓米FTAの早期交渉段階では、韓国政府はパテントリンケージ制度の受入れを拒否したが、米国政府が当該制度を受け入れるよう強く迫ったため、韓国はこの制度を不承不承ながら受け入れることとなった。
 パテントリンケージ制度については、韓国でも非常に多様な見方がある。パテントリンケージ制度が医薬品価格の引き上げを誘発し、医療保険に負担がかかるという者もいれば、韓国のパテントリンケージ制度は、特許無効訴訟や特許権の権利範囲確認訴訟を利用してジェネリック医薬品メーカーが市場に参入することを容易にするものであるとの意見もある。
 本研究は、韓国のパテントリンケージ制度と、ハッチ・ワクスマン法と呼ばれる米国の対応する制度および日本の法制度との比較検討に焦点を当てるものである。

【略歴】

ソウル国立大学校薬学大学卒業。ソウル国立大学病院で薬剤師として、特許事務所で弁理士として勤務。高麗大学で修士(法学)及び博士(法学)の学位を取得。2001年よりソウル国立大学講師。2007年より忠北大学ロースクール教授。その他、複数の大学で知的財産法の講師を務めた経験あり。

【招へい期間】

平成30年7月2日~平成30年9月1日(予定)

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