日中共同研究事業 平成28年度 第三会議(北京)
平成29年1月7日、8日、知的財産研究所は、「平成28年度知的財産保護包括協力推進事業」(特許庁委託)の一環として、北京において第三回会議を開催しました。
ワークショップ(1月7日)
平成28年度の共同研究の三テーマについて、中国側の政府関係者及び司法関係者を中心にお招きし、日中両国の共同研究者による研究成果報告会を開催しました。共同研究者以外に、北京市高級人民法院、北京知識産権法院、北京市海淀区人民法院、国家知識産権局、国家工商行政管理総局、中国社会科学院、中国科学院、清華大学、北京化工大学、北京第二外国大学、法律事務所等から共同研究テーマに関係する専門家、実務家を招き、活発な意見交換が行われ、日中の知財関係者の問題意識を共有することができました。
研究者会議(1月8日)
日中共同研究に係る第三回の研究者会議を開催しました。この会議では、前日の会議で中国側の政府関係者及び司法関係者らとの意見交換の成果を踏まえて、最終報告書のまとめ方について、共同研究者間において議論を行い、意見交換を行いました。さらに、本事業の一環として行った中国の専利権侵害訴訟に関する実態調査について内容を共有し、意見交換を行いました。