知財研セミナー
「米国ソフト特許と101条関連の動きと課題」
一般財団法人知的財産研究教育財団では、国内外の知財情勢に精通している方をお招きし、知的財産に係る制度運用の動向や注目判決等を皆様にご紹介する活動を行っております。 このたび、米国Yoshida & Associates, LLCの吉田 健一郎氏(米国特許弁護士)に、「
」と題して、ご講演をいただくことになりましたので、ご案内いたします。 皆様、奮ってご参加ください。開催概要
日 時 | 2019年10月3日(木)15:00-17:00 (14:30受付開始) | ||
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講 演 |
「米国ソフト特許と101条関連の動きと課題」 講師:吉田 健一郎 氏 |
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会 場 | K.I.T(金沢工業大学大学院) 虎ノ門キャンパス 1301講義室(アクセス
) 〒105-0002 東京都港区愛宕1-3-4 愛宕東洋ビル13階 | ||
定 員 | 80名 (先着順) | 参加費 | 賛助会員:2,000円 一般:4,000円 (知的財産研究所の賛助会員制度) 知的財産管理技能士会会員:3,200円 |
概要
2019年米国での知財の動きと課題は、ソフト関連特許の101条に関する判断が司法と特許庁で相違し続けていることです。101条の立法改正化の動きも見えましたが、112条の関連する部分の立法改正化では大きく意見が分かれているため立法は停滞しているようです。その一方でソフト関連特許の不透明性が続くにも拘らず、Intelスマートフォン向け通信半導体事業(登録特許・継続中の特許出願を含む8500件や技術者)をアップルが1000億円で買収しました。このように、ソフト特許はハイテク企業にはやはり重要な事業の根幹になっているようです。
略歴
吉田 健一郎 氏
米国特許弁護士
Yoshida & Associates, LLC
Philadelphia, PA
- 1975年
- AFS (American Field Service) 高校留学
- 1981年
- Brown University (アイビーリーグ) 神経科学部卒業 (ScB)
- 1985年
- Brown University大学院 神経科学部修士課程卒業 (MSc)、Brown University大学院 コンピュータサイエンス学部 修士課程卒業(MSc)
- 1991年
- ウッドコック・ワシュバーン特許事務所
- 1998年
- 米国弁理士登録
- 1989年
- Knoble Yoshida & Dunleavy, LLC特許事務所パートナー
- 1990年
- 米国弁護士登録
- 2012年
- Yoshida & Associates, LLC 特許事務所パートナー
- 現在の主要執務は、日本企業顧客の鑑定書、ライセンス交渉代理と米国出願を担当
- 得意技術分野は、高度な画像処理ソフト、通信ソフト、制御ソフト、ソフト一般、機械一般
- これまでに米国出願と日本企業のライセンス交渉代理を約25年間の経験を持ち、現在も日本出張を定期的に年2回繰り返している。
- 顧客との技術と法律の細やかな連絡を得意としており、毎年2回ほど日本に出張している。
- 日本国際知的財産保護協会と知的財産研究所を通じての調査・論文の出版あり。
- 以下団体主催による米国知財に関するセミナーの講師を経験している。
日本国特許庁、日本国防衛省、日本国際知的財産保護協会 (AIPPI-JP)、知的財産研究所 (IIP)、東京都中小企業振興公社東京都知的財産総合センター、日本機会輸出組合( JMC)知的財産権問題専門委員会、日本政府防衛省, ニューヨーク日本貿易振興機構 (JETRO)、知財コーポレション (旧知財翻訳研究所)。