知財研セミナー
「中国・東南アジアにおける模倣対策の最新実務
〜各国ECサイトを通じて世界レベルで拡散する模倣品とこれへの対応方策を中心に〜
」
一般財団法人知的財産研究教育財団では、国内外の知財情勢に精通している方をお招きし、知的財産に係る制度運用の動向や注目判決等を皆様にご紹介する活動を行っております。このたび、IP FORWARDグループ 総代表、IP FORWARD法律特許事務所 代表弁護士・弁理士の分部悠介氏に、「中国・東南アジアにおける模倣対策の最新実務 〜各国ECサイトを通じて世界レベルで拡散する模倣品とこれへの対応方策を中心に〜 」と題して、ご講演をいただくことになりましたので、ご案内いたします。皆様、奮ってご参加ください。
開催概要
日 時 | 2021年9月28日(火)15:00-17:00 | ||
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講 演 |
「中国・東南アジアにおける模倣対策の最新実務 講師:分部 悠介 氏 |
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開催手段 | Zoom(オンラインセミナー形式) | ||
定 員 | 90名 (先着順) | 参加費 | 賛助会員:2,000円 一般:4,000円 (知的財産研究所の賛助会員制度) 知的財産管理技能士会会員:3,200円 |
質問受付 | 事前に質問がある方は申込フォームの質問欄に記入して下さい。セミナーでは質疑応答の時間を設けるほか、セミナー終了後の講師への質問も受け付けます。質問内容によっては、回答出来ない場合があることをご了承ください。 |
概要
近年、中国における模倣被害は、単純な商標権侵害のみならず、高度な特許権侵害も増大し、複雑多様化しながら、引き続き、多くの日本企業の悩みの種になっています。加えて、ECサイト等を通じた、中国から流出する模倣品は、東南アジア、中近東、日本等においても問題となっており、世界レベルで、総合的・効果的に対策を進めていく必要が出てきています。
特に最近は、コロナ禍の中、世界的にEC取引量、模倣品も増大し、中国ECサイトのみならず、世界中のECサイト間の連携が進むことで模倣品の取引がしやすい環境になり、BtoC製品のみならず、BtoB製品の被害事例も増えています。
権利者企業の立場としては、このような最新情勢を把握し、各国主要ECサイトの特徴、対策方法、また、これを起点とした中国上流模倣業者対策など理解したうえで、総合的、効率的な対策を取ることが求められてきています。
本セミナーでは、中国、東南アジアの模倣被害・対策の最新事情、各国主要ECサイトの特徴、対応方策、中国での上流対策の具体的手段等について、実例に即して解説致します。
略歴
分部 悠介(Yusuke Wakebe) 氏
IP FORWARDグループ総代表
IP FORWARD法律特許事務所代表弁護士・弁理士
IP FORWARD China 董事長・総経理
IP FORWARD株式会社 代表取締役社長
IPF中国専利代理事務所 CEO
東京大学在学中1999年司法試験合格、2000年同大学経済学部卒業。
株式会社電通入社、映画・音楽・キャラクタービジネス等のコンテナンツ・ビジネス実務に関与。
2003年弁護士登録。同年、日本最大級の総合企業法務弁護士事務所の長島・大野・常松法律事務所に入所し、コンテンツビジネス業務、知財法務、中国投資法務に関与。
2006年から2009年、経済産業省模倣品対策・通商室に出向。
初代模倣対策専門官弁護士として、中国、インド、東南アジア、中近東諸国の知的財産法制度の調査・分析、関係各国政府との協議、権利者企業からの知的財産権侵害被害に係る相談対応等を担当。
2009年に渡中、中国・日本・東南アジアにおける権利出願・知財保護・法務、進出支援をワンストップでサポートする「IP FORWARD」グループを創設。2018年に「IPF中国専利代理事務所」を設立。