知財研セミナー
「欧州審査実務 記載要件・補正要件のエッセンス ~日本実務家の視点~」
一般財団法人知的財産研究教育財団では、国内外の知財情勢に精通している方をお招きし、知的財産に係る制度運用の動向や注目判決等を皆様にご紹介する活動を行っております。このたび、Gille Hrabal特許事務所のアソシエイト 小出 輝 氏(日本国弁理士)に、「
」と題して、ご講演をいただくことになりましたので、ご案内いたします。皆様、奮ってご参加ください。開催概要
日 時 | 2024年8月21日(水)15:00-17:00 (質疑応答含む) | ||
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講 演 |
「欧州審査実務 記載要件・補正要件のエッセンス ~日本実務家の視点~」 講師:小出 輝 氏 |
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開催手段 | Zoom(オンラインセミナー形式) | ||
定 員 | 90名 (先着順) | ||
参加費 | 賛助会員:2,000円 一般:4,000円 (知的財産研究所の賛助会員制度) 知的財産管理技能士会会員:3,200円 |
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質問受付 | 事前に質問がある方は申込フォームの質問欄に記入して下さい。セミナーでは質疑応答の時間を設けるほか、セミナー終了後の講師への質問も受け付けます(受付期限:セミナー終了後1週間以内)。※質問内容によっては、回答出来ない場合があることをご了承ください。 |
概要
日本の実務家が頭を悩ませる特徴的な欧州実務。これまで欧州特許庁(EPO)における審査実務に関しては、多くの情報が日本にも入ってきています。しかしながら日本の実務家の方々からは、欧州実務の定性的な理解はできるものの依然としてそれらを具体的に実務に落とし込むことは容易ではない、という声が多く聞かれます。実際にEPOからの拒絶理由通知を前にして具体的な対処方針を検討しようとしたとき、悩む機会は多いのではないでしょうか。
特に理解が困難な記載要件、補正要件を中心に欧州実務を注目ポイントに絞って説明します。補正の中間一般化、チェリーピッキング、誤訳訂正、機能的記載、パラメータなど日本とは異なる考え方を含め、日本実務家の視点でかみ砕いて、そのエッセンスを解説し、攻略方法を提案します。
法律(欧州特許条約)や審査基準上での日本実務との違い、更に欧州実務家が頻繁に引用する注目判例(審決)などをまじえて紹介します。
略歴
小出 輝(こいで てる) 氏
日本国弁理士
Gille Hrabal特許事務所 アソシエイト
LL.M(ストラスブール大学国際知財センター)
EPOへのオフィスアクション対応の他、異議・審判を担当。
またジャパンデスクマネージャーとして日本クライアントの窓口を担当。
2005年に特許庁入庁。審査官・審判官として、化学・エレクトロニクス分野の出願の審査・審理を担当。
その間、特許庁総務部、経済産業省にて職務発明制度、中小ベンチャー大学支援策(料金制度)、産官学連携における知財活用戦略、知財ライセンスなど各種知財施策にも従事。
欧州駐在では国際機関OECD(パリ:知財政策シンクタンク、パテントランドスケープ、パテントボックス)の他、ミュンヘン大学客員研究員。
2021年特許庁退官。 同年に現事務所入所。
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- 8月16日(金)にお送りします。
- 3.配付資料
- 8月20日(火)17時以降、開催前までにファイル転送サービスでお送りします。
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それ以降のキャンセルについては参加費を請求します。
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