日中共同研究事業 令和5年度 第一回会議

2021年6月30日、当研究所は、「令和5年度知的財産保護包括協力推進事業」(特許庁委託)の一環として、オンラインで第一回会議を開催しました。

研究者会議(7月3日)

令和5年度事業の第1回目の会議では、日中の共同研究者により、研究テーマの問題意識、研究の方向性等についての報告及び意見交換を行いました。

テーマ1 知的財産の行使と独占禁止法の適用に関する比較研究

呉漢東 教授(中南財経政法大学)
「デジタル経済領域における知的財産権濫用の独占禁止規制」
張平 教授(北京大学)
「オープンイノベーションスキームの知的財産権濫用の独占禁止規制」
顧昕 主席研究員(CNIPA知識産権発展センター)
「知的財産権行使の反トラスト法の規制」
田村善之 教授(東京大学)
「特許権の行使と独占禁止法~行為規制の役割分担論~」
林秀弥 教授(名古屋大学)
「知的財産権の行使と独占禁止法ー標準必須特許の異業種間ライセンスの交渉ルールを中心に」

テーマ2 商標制度における使用主義的側面に関する比較研究

管育鷹 教授(中国社会科学院)
「インターネットにおける商標使用に関する問題の研究」
彭学龍 教授(中南財経政法大学)
「商標使用が商標侵害構成における位置づけ」
張鵬 専任研究員(中国社会科学院)
「”商標的使用”と商標侵害判断の構造ー中日の比較を中心として検討」
宮脇正晴 教授(立命館大学)
「日本の商標権の成立・消滅に関係する使用主義的制度」
金子敏哉 教授(明治大学)
「商標権等の行使の局面における使用主義的側面ー日本法の視点からー」


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