日中共同研究事業 平成26年度 第二回会議(東京)

平成26年11月16日~18日、知的財産研究所は、「平成26年度知的財産保護包括協力推進事業」(特許庁委託)の一環として、第二回目の会議を開催しました。

研究者会議(11月16日)

中山信弘先生より、本事業が国際情勢の中で単に相互理解を深めるというだけではなくて、世界の知的財産法学に与える影響という意味におきましても、極めて重要なことであるとの発言がなされ、その後各テーマについての意見を述べられました。
各研究者からは、現状の進捗状況を報告し、今後の方向性について発表しました。また、それぞれの発表に対し、研究者間でそれぞれの発表をもとに意見交換を行いました。

日中共同研究事業 第二回 研究者会議

意見交換会(11月17日)

基調講演:

  • 知財の在り方に関する基礎理論の研究―アジア特有の理論構築に向けて―」 山根 崇邦 准教授
  • 「データ共有と知財保護-ビックデータ時代の知財保護の新たな構想-」 唐 広良 教授
  • 「知財の人材育成問題に関する比較研究 -特色ある教育モデルを踏まえ-」 菊池 純一 教授
  • 「中国知財人材育成のモデル研究」 曹 新明 教授
  • 「中国の大学における知財人材育成メカニズム研究」 李 明徳 教授

ワークショップ(11月18日)

基調講演:

  • 「知的財産保護の戦略実施と制度構築」 呉 漢東 教授
  • 「知的財産を巡る国際動向と期待される日中の貢献」 高倉 成男 教授
  • 「中国知識先遣へのJIPA関心事項~JIPA内アンケート結果を参考に~」 岡本 武蔵リカルド 様
日中共同研究事業 第二回 ワークショップ


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