日中共同研究事業 令和6年度 第一回会議

2021年6月30日、当研究所は、「令和6年度知的財産保護包括協力推進事業」(特許庁委託)の一環として、オンラインで第一回会議を開催しました。

研究者会議(7月28日)

令和6年度事業の第1回目の会議では、日中の共同研究者により、研究テーマの問題意識、研究の方向性等についての報告及び意見交換を行いました。

テーマ1 国際的な事業活動における権利保護の在り方(並行輸入の違法性の検討を含めて)

張平 教授(北京大学)
「デジタル経済背景における国際ビジネス活動中の並行輸入の違法性検討」
彭学龍 教授(中南財経政法大学)
「商標並行輸入の理論的解析及び法的規制」
顧昕 主席研究員(CNIPA知識産権発展研究センター)
「専利権消尽の司法適用及びその理念の変革」
田村善之 教授(東京大学)
「並行輸入」
潮海久雄 教授(筑波大学)
「サプライチェーンにおける特許権の消尽(部品の販売、販売後の制限条項)とその位置づけ」
前田健 教授(神戸大学)
「特許権者による消尽の迂回の可否」

テーマ2 商標法(及び意匠法)からみた不正競争防止法の保護領域

呉漢東 教授(中南財経政法大学)
「商品の装飾、外観設計、美術著作物の権益抵触と法的規制」
管育鷹 教授(中国社会科学院)
「混同行為規制における商標法と反不正当競争法との関係」
張鵬 専任研究員(中国社会科学院)
「空間デザインの交錯保護-店舗外観と内装を中心に検討」
島並良 教授(神戸大学)
「不正競争防止法の概要と現況」
宮脇正晴 教授(立命館大学)
「商標法と不正競争防止法」
青木大也 准教授(大阪大学)
「意匠法から見た商品形態模倣規制」


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